音楽アプリは、あなたがある種類の曲を好きだと知っている。便利なことだ。その種類の曲を残りの人生ずっと聴きたいはずだ、と決めつけられるまでは。
Spotifyの推薦は、知らないアーティストを紹介し、膨大なカタログを扱いやすくしてくれる。一方で、同じことの繰り返しに感じることもある。面白い問いは、すべての選曲を同じ予測に任せず、便利さをどう使うかだ。
好みのプロフィールは解釈であって、魂ではない
Spotifyは好みのプロフィールを、何をどう聴くかについての解釈だと説明している。これは有用な区別だ。システムが見るのは聴く行動であり、アルバムがお気に入りになったのか、鍵を探している間に流れ続けただけなのかを自動的に理解するわけではない。
推薦システムは、聴取のパターンや曲同士の関係を使える。ただし、変化し続けるSpotifyのサービスを三つの固定アルゴリズムだけで説明するのは断定的すぎる。ネットに流れる古い図で、現在の仕組み全体が分かるわけではない。
音楽の発見はバブルになるのか
Spotifyの2020年の研究論文は、それ以前のプラットフォームのデータを使って聴取の多様性を調べた。比較対象の利用者の多くは、アルゴリズムが組んだ聴取より、自分で選んだ聴取のほうが多様だった。研究者は、これで推薦が好みを狭めたと証明されたわけではないと明記している。もともと好みの範囲が狭い人ほど、そうした機能を選ぶ可能性もあるからだ。
研究では、多様性が継続利用や転換に関する良好な指標と結び付いていた。そのため、Spotifyは常に好みを狭めたがっている、という単純な主張は導けない。すべての推薦が冒険的だと証明するものでもない。
実用上の綱引きはおなじみだ。満足できる提案は好みに合う必要があり、驚きのある提案は予想を超えなければならない。慣れすぎれば壁紙になり、驚きすぎれば「なぜ朝食に実験的なバグパイプが付いてくるの?」となる。
聴いたことが支持票ではないと伝える
Spotifyには、そのための便利な操作がある。好みのプロフィールについてのヘルプでは、メニューからプレイリストや曲を除外する方法を説明している。すると、過去と今後の再生が、推薦や好みのまとめに与える影響が小さくなる。変更は取り消せるが、週間の推薦に反映されるまで時間がかかる場合がある。
睡眠用の音楽や特定の場面用のプレイリストが再生時間の大半を占めるときに役立つ。プレイリストを除外しても、その中の曲をあらゆる場面で対象外にするわけではない。別の場所で聴けば、引き続き影響することがある。これは方向を調整する操作であって、人格を魔法で初期化するものではない。
人間が選ぶ寄り道にも余地を
友人には、もう一曲だけでなくアルバムを薦めてもらおう。音楽家の共演者を追ってみる。ラジオ番組やレコード店の推薦も試せる。別の人が音楽を組み立てる基準を、自分の聴取に取り込める道だ。
そのためにストリーミングをやめる必要はない。同じ端末で、発見と意識的な選択は両立できる。大切なのは、ときどきは毎回の曲がり角を受け入れるだけでなく、旅の出発点を自分で決めることだ。
特に変わった寄り道がしたければ、6つの風変わりな楽器を巡る記事には、普通のギターが不審なほど堅実に見える音が登場する。あるいは、アナログレコード復活(英語)の背後にある、ゆっくりした儀式を考えてみよう。
推薦エンジンは良い案内役になれる。サウンドトラックを選ぶ唯一の存在である必要はない。
2026-03-28公開の英語版の記事を日本語に翻訳しました。翻訳日:2026年10月30日。翻訳にはAIを使用し、記事内の時点は原文に合わせています。




